ポルシェ(Porsche)は8月26日、新車のオンライン販売を世界市場に拡大すると発表した。
顧客はウェブサイトから、ポルシェにアクセスする。希望する車両を選び、現金で購入するかリースするかを選択する。ポルシェファイナンシャルサービスのリースを利用することも可能だ。決済には、データの安全な処理を可能にする柔軟なエンドツーエンドのソリューションを採用した。顧客は、ポルシェIDに登録した支払い方法を使用して、決済を行う。
顧客はオンラインで車両購入の主要な手続きを行える。これにより、顧客は時間と場所に関係なく、オンラインで車両を購入するための重要な手続きを行えるようになる。ポルシェセンターでは、顧客の認証と最終的な契約の締結のみを行う。ディーラーでの最終的な契約締結が、簡単かつスピーディになるという。
ポルシェは、この新車のオンライン販売を世界市場に拡大する。ドイツ、スペイン、ポルトガル、スイス、イタリア、フランス、ポーランド、スロベニア、エストニア、英国など欧州15か国に続いて、北米にも拡大展開する。
2020年には、1700台の新車がポルシェのオンライン販売を通じて納車された。2021年は、この台数が大幅に増加すると見込む。ポルシェは2025年までに、オンライン販売が新車販売に占める割合を最大で30%に引き上げる、としている。
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