遠隔作業支援システム「IDEye」を活用 インフォメーション・ディベロプメント、遺跡のリモート見学で
ソフトウエア開発のインフォメーション・ディベロプメント(東京都千代田区)はこのほど、鳥取県立むきばんだ史跡公園(鳥取県大山町)が実施したリモート遺跡見学で、同社の遠隔作業支援システム「IDEye」(アイディアイ)が活用されたことを発表した。 リモート見学会で活用されたIDEyeは、スマートグラスを利用した遠隔作業支援システムで、遠隔地の映像と音声を双方向でコミュニケーションを可能にしたSaaSS(サース、クラウド経由のソフトウエア)サービスだとしている。 リモート遺跡見学は、弥生時代の集落遺跡「妻木晩田(むきばんだ)遺跡」を保存公開しているむきばんだ史跡公園のガイダンス施設で開催されたもので、スマートグラスを使って生の映像と音声を配信し、双方向で会話しながら遺跡見学を楽しむという取り組みだ。 スマートグラスを活用したリモート見学は、一般が立ち入ることのできないエリアの解説配信や、徒歩で移動できない人のために活用でき、同遺跡に対する興味・関心の向上を目的に実施したという。 さらに、撮影者は両手が使える安全な状態で撮影・配信ができるほか、見学者も双方向のコミュニュケーションができるので、実際にガイドを受けながら歩行する感覚で映像を楽しむことができるとしている。
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