電子書籍リーダーと言えば 「Kindle」 シリーズが人気だ。価格が安く、品質も高いため、初めての電子書籍リーダーにKindleデバイスを選ぶ人がとても多いと聞く。
しかし、ひとえにKindle端末といっても、Kindleシリーズには 「Kindle」 「Kindle Papwerwhite」 「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」 「Kindle Oasis」 の4モデルが用意されており、どのモデルを買うべきなのか悩んでしまうかもしれない。
そこで同記事では、各種Kindleデバイスの特徴を解説するとともに、どのモデルを購入するべきなのか考えてみた。忙しい現代人のために、5分以内に結論が出せるように作ってみたので、ぜひ参考にしていただきたい。
目次左からKindle、Kindle Papwerwhite、Kindle Paperwhite シグニチャー エディション、Kindle Oasis
まず、Kindleデバイスのラインナップについて。現在、Kindleシリーズには大きく分けて3種類のラインナップが用意されていて、中間モデルのPaperwhiteには 「シグニチャー エディション」 という上位モデルが用意されている。そのため、合計4モデルが存在することになる。
この中でも 「Kindle」 はエントリーモデルとして販売されており、価格も8,980円(税込)~と最も安い。
それに対して、中間モデルは 「Kindle Paperwhite」 で価格は14,980円(税込)~、最上位モデルは 「Kindle Oasis」 で29,800円(税込)〜。上位モデルになるにつれて多くの機能が追加される。
「Kindle Oasis」 は約3万円と他端末に比べてとても高価だが、様々な機能が搭載されているため、電子書籍リーダーの性能としては最高レベルと言えるだろう。
Kindle Paperwhiteの 「シグニチャー エディション」 は、通常モデルよりも便利な機能を複数搭載している。その分、価格は19,980円(税込)とすこし高め。
ただし、この価格差は広告非表示モデルしか用意されてことも関係している。参考として、Kindle Paperwhiteの通常モデルの広告非表示モデルは16,980円(税込)で販売されている。
各端末の性能を比較すると以下のとおり。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | Kindle Oasis | ||
---|---|---|---|---|---|
デザイン | |||||
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ | |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | |
ストレージ容量 | 8GB | 8GB | 32GB | 8GB / 32GB | |
本体サイズ | 高さ | 160mm | 174mm | 174mm | 159mm |
幅 | 113mm | 125mm | 125mm | 141mm | |
厚さ | 8.7mm | 8.1mm | 8.1mm | 3.4mm | |
重量 | 174g | 205g | 207g | 188g | |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 | |
フラットベゼル | × | ◯ | ◯ | ◯ | |
防水性能 | × | IPX8等級 | IPX8等級 | IPX8等級 | |
色調調節ライト | × | ◯ | ◯ | ◯ | |
明るさ自動調節機能 | × | × | ◯ | ◯ | |
人間工学的デザイン | × | × | × | ◯ | |
自動画面回転機能 | × | × | × | ◯ | |
ページ送りボタン | × | × | × | ◯ | |
充電ポート | MicroUSB | USB-C | USB-C | MicroUSB | |
ワイヤレス充電 | × | × | ◯ | × | |
ネットワーク接続 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-FiWi-Fi+無料4G | |
価格(税込) | 8,980円〜 | 14,980円〜 | 19,980円〜 | 29,980円〜 |
まずは内蔵のストレージ容量について。
Kindleは主に電子書籍をダウンロードして読むことになる。つまりストレージ容量が大きければ大きいほど、多くの電子書籍を保存しておくことが可能だ。
KindleとKindle Paperwhiteは8GBのみが選択可能だが、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションは32GB、Kindle Oasisは8GBと32GBの2ラインナップが用意されている。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | Kindle Oasis |
---|---|---|---|
8GB | 8GB | 32GB | 8GB / 32GB |
1冊あたりの容量はコミックなら50MB程度 (1ページあたり約600KB)、書籍なら500KBから1MBくらい (1ページあたり約2KB) 。書籍の場合は主に文字データのためそこまでファイル容量は大きくないが、コミックは10冊で500MBに及ぶこともある。
もしコミックを大量にダウンロードする場合、8GBなら約160冊、32GBならこの4倍の約640冊ものコミックを保存可能だ。
160冊というとかなりの冊数ではあるため、KindleやKindle Paperwhiteで十分という方もいるかもしれないが、何年も連載を続けていて冊数が多いコミックなどを読むことがあるなら、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションやKindle Oasisの32GBモデルの購入を検討していただきたい。
Kindle フロントライト搭載 Wi-Fi 8GB 電子書籍リーダーposted with カエレバ Amazonで購入する Kindle Paperwhite (8GB) 6.8インチディスプレイ 色調調節ライト搭載posted with カエレバ Amazonで購入する Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB) 6.8インチディスプレイ ワイヤレス充電対応 明るさ自動調節機能つきposted with カエレバ Amazonで購入する Kindle Oasis 色調調節ライト搭載 wifi 32GBposted with カエレバ Amazonで購入する文字を読む上で一番重要なのは、画面の見え方。KindleシリーズにはすべてE-inkという紙のような質感で描画できるスクリーンが搭載されており、まるで本物の本を読んでいるかのような読書体験が可能だ。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
画面サイズは上位モデルになるにつれて大きくなっていて、Kindleが6インチ、Kindle Paperwhiteが6.8インチ、Kindle Oasisが7インチ。当然ながら、サイズが大きいほうが広々とした画面でコンテンツを楽しめる。
しかし、画面の見やすさに関してもっとも注目しなければならないのが画面解像度。Kindleは167ppiなのに対して、Kindle PaperwhiteやKindle Oasisは300ppiと倍近い解像度を持っている。
実際、Kindleでコミックや書籍を読んでみればその差は一目瞭然で、Kindleの場合は文字や絵がややギザギザした描画になっているのに対して、PaperwhiteやOasisはとても滑らか。
解像度が低いと書籍によっては細かい文字が見づらくなる可能性もあるため、やはりKindle PaperwhiteもしくはKindle Oasisの購入がお勧めだ。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | Kindle Oasis |
---|---|---|---|
LED 4個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 |
ちなみに、PaperwhiteとOasisは解像度自体は同じだが、フロントライトの個数によりOasisの方が画面が明るく、見やすくなっている。見やすさを最重要項目にしているなら、Kindle Oasisの購入を検討するべきかもしれない。
そして、3つめの重要ポイントは 「防水性能」 。もしお風呂やキッチンなど水辺で使用する機会がある方は必ず防水性能のあるデバイスを選ぶべきだ。
防水性能を持っているのは、Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの2機種。この2機種は2メートルの水深に1時間沈めても動作するほどの高い性能になっているため、日常生活下で水没故障させる機会はほぼないはず。
対して、Kindleは残念ながら防水性能はなし。もし水をかけた日には故障して本を読めなくなってしまうだろう。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | Kindle Oasis |
---|---|---|---|
× | IPX8等級 | IPX8等級 | IPX8等級 |
ちなみに、防水性能があるからといってお風呂に沈めたり、シャワーを当てながら使うことはあまり推奨しない。温水に浸けることはそのデバイスに悪影響を与えるだけでなく、水で濡れた画面はタッチ操作することができないため、基本は半身浴など水上で使うことが基本となる。
これは当たり前の話だが、以前に水中でスマートフォンを使用しようとした友人が身近にいたため、念の為触れておく。
Kindleデバイスは内蔵バッテリーを使って画面を表示するため、定期的にバッテリーを充電する必要がある。
充電ポートは従来までMicroUSBポートが採用されていたが、2021年9月に発表されたKindle PaperwhiteとKindle Paperwhite シグニチャー エディションは待望のUSB-Cポートが新たに搭載。
スマートフォンやノートPCがUSB-Cポートを搭載している場合、リビングや寝室などの充電器をUSB-C充電器で一本化できるようになった。
また、旅行先などにKindleデバイスを持っていく場合、わざわざ専用の充電器やケーブルを持たなくとも、USB-C充電のスマートフォンと充電器やケーブルを共有できるというメリットもある。荷物の最小化につながるはずだ。
▼ Kindleシリーズを購入する・Kindle・Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhite シグニチャー エディション・Kindle Oasis
ここで一旦まとめ。冒頭でも話したとおり、電子書籍リーダー 「Kindle」 シリーズは大きく分けて3モデル、Paperwhiteのシグニチャーモデルを含めると合計4モデルが用意されていて、各モデルごとに特徴が異なる。
その中でも最も重要視するべきは上記4点。「ストレージ容量」 「画面解像度」 「防水機能の有無」 「USB-Cに対応しているか否か」 だ。
この4つの機能を重視した場合、なおかつコストパフォーマンスに優れているのはKindle Paperwhiteと言えるだろう。コミックを大量に入れるつもりなら、ストレージが多いシグニチャー エディションがオススメだ。
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB)posted with カエレバ Amazonで購入するKindleも決して悪い端末ではないのだが、やはり 「防水性能がないこと」 と 「画面解像度が低いこと」 を考えたら、上位モデルを選びたいところ。
KindleとKindle Oasisだと価格差は20,820円もあるが、KindleとKindle Paperwhiteの差はわずか6,000円。防水性能と高画面解像度が6,000円で手に入るなら、むしろ安いとも考えられる。
もしKindleかKindle Paperwhiteのどちらを購入するかを悩んでいるのなら、Kindle Paperwhiteを購入した方が幸せになれるはずだ。
もしKindle Paperwhiteを購入するとなると、通常モデルとシグニチャー エディションのどちらかで悩むことになるかもしれない。
両モデルはほとんどの仕様は一緒だが、シグニチャー エディションの方が通常モデルの4倍のストレージを備えているほか、明るさ自動調整機能やワイヤレス充電に対応している。
また、シグニチャー エディションは広告表示もなしになっていて、もし通常モデルの広告なしと比較した場合、差額はわずか3,000円だ。
Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | |
---|---|---|
ストレージ容量 | 8GB | 32GB |
重量 | 205g | 207g |
明るさ自動調節機能 | × | ◯ |
ワイヤレス充電 | × | ◯ |
広告表示 | あり/なし | なし |
価格(税込) | 広告あり:14,980円広告なし:16,980円 | 広告なし:19,980円充電スタンドセット:22,460円 |
これらを踏まえると、広告表示がないモデルを購入したいのであれば、シグニチャー エディションを購入した方が断然コスパは良い。通常モデルの4倍のストレージ、ワイヤレス充電と明るさ自動調節機能で、より快適に読書できるはずだ。
シグニチャー エディションでワイヤレス充電を利用したいと考えている方は、Ankerの専用充電スタンドが必要なことをお忘れなく。充電スタンド単体の価格は3,480円(税込)。
【Kindle Paperwhite シグニチャーエディション 2021年発売 第11世代専用】Anker ワイヤレス充電スタンドposted with カエレバ Amazonで購入するシグニチャー エディションと充電スタンドをセットで購入すると充電スタンド分の金額が2,480円と安く購入できる計算になるため、ワイヤレス充電を使いたい場合は実質的に22,460円のシグニチャー エディション+ワイヤレス充電スタンドのセット商品を購入する必要がある。
充電スタンドとのセット商品を購入した場合、Paperwhiteの通常モデルとの差額は5,480円。3,000円の差額よりは魅力が下がってしまったかもしれないが、ワイヤレス充電はとても便利なため、ぜひ自分のお財布の中身と相談を。
Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB)posted with カエレバ Amazonで購入するここからはKindle PapertwhiteとKindle Oasisの違いについて少し触れたいと思う。
まず価格についてだが、Kindle Paperwhiteは14,980円(税込)~、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションは19,980円(税込)〜で販売されているのに対して、Kindle Oasisは29,800円(税込)~で販売されている。価格差はPaperwhiteの通常モデルとOasisが15,000円、Paperwhiteのシグニチャー エディションとOasisの違いは10,000円だ。
はたしてこの金額の違いはどこにあるのだろうか。各モデルの比較表を今一度確認してみよう。
Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション | Kindle Oasis | ||
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ | |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | |
ストレージ容量 | 8GB | 32GB | 8GB / 32GB | |
本体サイズ | 高さ | 174mm | 174mm | 159mm |
幅 | 125mm | 125mm | 141mm | |
厚さ | 8.1mm | 8.1mm | 3.4mm | |
重量 | 205g | 207g | 188g | |
フロントライト | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 | |
フラットベゼル | ◯ | ◯ | ◯ | |
防水性能 | IPX8等級 | IPX8等級 | IPX8等級 | |
色調調節ライト | ◯ | ◯ | ◯ | |
明るさ自動調節機能 | × | ◯ | ◯ | |
人間工学的デザイン | × | × | ◯ | |
自動画面回転機能 | × | × | ◯ | |
ページ送りボタン | × | × | ◯ | |
充電ポート | USB-C | USB-C | MicroUSB | |
ワイヤレス充電 | × | ◯ | × | |
ネットワーク接続 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-FiWi-Fi+無料4G | |
価格(税込) | 14,980円〜 | 19,980円〜 | 29,980円〜 |
上記表を見れば分かるとおり、Kindle PapertwhiteとKindle Oasisのスペックは案外似たものになっている。防水性能や画面解像度、色調調節ライトの有無はすべて同じだ。
画面サイズは微妙に違うものの、微々たる差ではあるため、この点については割愛したい。
重要なのは 「いかに快適に読書できるか」 という点。たとえば、画面をより見やすくするためのフロントライトの数は、Papwerwhiteは17個なのに、Kindle Oasisは25個も搭載されており、読書する環境によってはこの違いが読書体験に差をもたらす可能性も。
他にも人間工学デザインや自動画面回転機能、ページ送りボタンが採用されているなど、使いやすさもこだわって作られているのがKindle Oasis。長時間読書することがあるなら、きっとKindle Oasisが楽はなず。
Kindle Oasis
ただし、気になるのが充電ポートの違い。PaperwhiteはUSB-Cで、OasisはMicroUSB。Oasisは最新モデルが登場してからしばらく経つため、いまやあまり見かけなくなったMicroUSBポートが搭載されている。
最近はスマートフォンやノートPCもUSB-Cポートを搭載するモデルが増えているため、それらのデバイスと同じ充電器やケーブルを使えるのは大きなメリットと言えるだろう。
また、Paperwhiteの上位モデルにあたるシグニチャー エディションは、ワイヤレス充電という唯一無二の特徴も持つ。同モデルはOasisに近い、もしくは一部性能はOasisよりも上とも考えられるため、Oasisの優位性が危うくなっているのも事実。今購入するなら、古いOasisを購入するよりも、シグニチャー エディションを購入した方が良い可能性がある。
もしくは、すでに何らかのKindleデバイスを持っていて、今すぐ購入する必要がないなら、Oasisの新型モデルの登場を待つのも選択肢のひとつだ。
Kindleシリーズにはストレージ容量のオプションの他に、「広告が表示されるのか、されないのか」 、「Wi-Fiのみ」 か 「Wi-Fi+4G」 のどちらに対応するかというオプションが用意されている。
どの組み合わせがいいのかに関しては、筆者は正直ユーザー次第だと思っているが、もしアドバイスするなら広告なしモデルのWi-Fiモデルを購入するといいのではないだろうか。
人は広告が出るとやはりストレスを感じるもの。わずか2,000円多く払うだけで広告を排除することができるため、長く使うことを前提とするならば広告なしモデルを購入した方がお得だ。
また、Wi-FiモデルとWi-Fi+4Gモデルについては外出先で読書するかどうかに影響するだろう。普段は自宅で、たまに外で使うという方であれば外出前に読みたい書籍をダウンロードしておけば、外出先で電子書籍をダウンロードする必要はないはずだ。
4G通信が必要な人は、年がら年中外に出ずっぱりの人。西へ東へ飛び回るビジネスマンの方であれば、もしかするとWi-Fi+4Gモデルが最適なのではないだろうか。ちなみに、Wi-Fi+4Gモデルが欲しいなら、必然的に最上位モデルのKindle Oasisを選ぶしかないため、ここは慎重に検討しておこう。
ここまで各端末の特徴を紹介してきたが、改めてこれまでの解説をまとめると以下のような場合分けとなる。
とにかく安い電子書籍リーダーが欲しい→ Kindle
お風呂やプールサイドで読書したい→ Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhite シグニチャー エディション・Kindle Oasis
防水対応、くっきり解像度でコスパ良好なモデルが欲しい→ Kindle Paperwhite
外で読書する機会が多い→ Kindle Paperwhite シグニチャー エディション・Kindle Oasis
USB-Cで充電したい→ Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhite シグニチャー エディション
ワイヤレス充電が欲しい→ Kindle Paperwhite シグニチャー エディション
自動画面回転機能やページ送りボタンが欲しい→ Kindle Oasis
大量のコミックを保存しておきたい→ Kindle Paperwhite シグニチャー エディション・Kindle Oasis(32GB)
自宅外で使うことを想定している→ Kindle OasisのWi-Fi+4Gモデル
Kindle Paperwhiteの新モデルや、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションの登場により、どのモデルを選べば良いか判断が難しくなったように思うが、重要なのは電子書籍を読む上で何を重視するか。
自分がよく読書するシチュエーションを考慮し、欲しい機能をピックアップしていけば、ある程度はモデルを絞れるはず。
おそらく迷うのはKindle Paperwhite・Kindle Paperwhite シグニチャー エディション・Kindle Oasisのどれを選ぶかになるとは思うので、その場合はKindle PaperwhiteとKindle Paperwhite シグニチャー エディションの違いや、Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの違いで解説した内容を参考に、どのモデルを選ぶか決定していただきたい。
もしここまで読んでもどの端末がいいか決め兼ねるのであれば、もっともコスパが良く、今後長く使う上で困らないであろう 「Kindle Paperwhite (広告なし)」 を筆者としてはオススメさせていただきたい。
もしこれに3,000円上乗せできるなら、「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (ワイヤレス充電スタンドなし)」 、さらに5,480円を上乗せできるなら 「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (ワイヤレス充電スタンドセット)」 もオススメだ。
ちなみに、Kindleデバイスを購入した方向けの限定特典が用意されている。まずはオーナーライブラリで1冊の電子書籍が無料になるというもの。こちらはプライム会員に加入している人がKindle端末を購入した場合、2万冊以上の電子書籍の中から毎月1冊が無料でプレゼントされる。
また、Prime Readingというプライム会員向けに一部の電子書籍を無料で配布するサービスも実施されている。もし、Kindleデバイスを購入してプライム会員になったら、上記のサービスを受けられることを覚えておこう。
▼ Kindleシリーズを購入する・Kindle・Kindle Paperwhite・Kindle Paperwhite シグニチャー エディション・Kindle Oasis
Kindle フロントライト搭載 Wi-Fi 8GB 電子書籍リーダーposted with カエレバ Amazonで購入する Kindle Paperwhite (8GB) 6.8インチディスプレイ 色調調節ライト搭載posted with カエレバ Amazonで購入する Kindle Paperwhite シグニチャー エディション (32GB) 6.8インチディスプレイ ワイヤレス充電対応 明るさ自動調節機能つきposted with カエレバ Amazonで購入する Kindle Oasis 色調調節ライト搭載 wifi 32GBposted with カエレバ Amazonで購入するKindleシリーズには、お子さん向けのキッズモデルが2種類用意されている。「Kindle キッズモデル」 と 「Kindle Paperwhite キッズモデル」 だ。
キッズモデルには本体を保護するカバーが付属するほか、故障や破損時に本体を交換できる保証が購入から2年間提供される。また、「Kids+」 のサブスクリプションが1年分付属し、追加料金不要で1,000冊以上の本が子ども向け本が読み放題となる。
さらに辞書、単語帳、読書を促進されるための目標達成バッジなど、多彩な機能で読書のレベルアップをサポートしてくれる。ペアレント・ダッシュボードではお子さんの日々の読書量を確認可能だ。
左:Kindle キッズモデル/右:Kindle Paperwhite キッズモデル
「Kindle キッズモデル」 と 「Kindle Paperwhite キッズモデル」 の違いは、画面の大きさと解像度、フロントライトの数、色調調節ライトの有無、防水性能の有無となっている。
両モデルの差額は6,000円。防水に対応しているなど、便利なのは 「Kindle Paperwhite キッズモデル」 だが、お子さんが小さい場合などは安い 「Kindle キッズモデル」 が適している可能性もある。
以下、両モデルの比較を載せておくので、うまく活用して、お子さんに適したモデルを購入してあげていただきたい。
Kindleキッズモデル | Kindle Paperwhiteキッズモデル | ||
---|---|---|---|
ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | |
解像度 | 167ppi | 300ppi | |
ストレージ容量 | 8GB | 8GB | |
本体サイズ | 高さ | 162mm | 175.5mm |
幅 | 119mm | 129.2mm | |
厚さ | 14mm | 13.5mm | |
重量 | 288g | 321g | |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 | |
防水機能 | × | ◯ | |
色調調節ライト | × | ◯ | |
充電ポート | MicroUSB | USB-C | |
バッテリー持ち | 最大4週間 | 最大10週間 | |
Kids+ | ◯ | ◯ | |
保証 | 2年 | 2年 | |
広告 | なし | なし | |
価格(税込) | 10,980円 | 16,980円 |
注:当記事に掲載されている価格など可変的情報については、記事掲出時のものであることに注意してください。AmazonおよびKindle並びに関連するすべてのロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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ラインナップは全4種類。各モデルの特徴を知ろう 大量の文庫・コミックを読むなら 「Paperwhite シグニチャー エディション」 もしくは 「Kindle Oasis」 画面が見やすいのはPaperwhiteかOasis キッチンやお風呂などで使うならPeperwhiteもしくはOasis Kindle Paperwhiteは待望のUSB-Cポートが採用 一旦まとめ。KindleよりはKindle Paperwhiteを買おう Kindle PaperwhiteとKindle Paperwhite シグニチャー エディションはどっちがお買い得? Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの違いについて解説 広告ありと広告なし、Wi-FiモデルとWi-Fi+4Gモデルはどれを選ぶべきか まとめ:あなたに最適なモデルはどれか おまけ:お子さんにはキッズモデルの購入をカテゴリー
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